*本記事は、2024年5月時点の旅の記録です。最新の情報ではありませんので、ご参考程度にご確認ください。
分割日本一周の1県目は群馬県でしたが、続いては栃木県となります。
こちらの記事では、ツーリングルートについて記載しています。
この日は大雨で、終始ずぶ濡れという、しんどい状況でした。
車載動画も基本的に雨粒で一部見づらい点がありますが、それがリアルなのでご了承ください。
栃木ツーリングルート 概要
訪問地は以下の通り。
・(出発地)ダノン城沼アリーナ
↓
・栃木温泉 湯楽の里
↓
・道の駅 みぶ
↓
・栃木県庁
↓(買い出し)
・LAKE SIDE BASE(塩谷町東古屋キャンプ場)
マップ上のルートですが、イメージを掴むためのおおよその内容です。
*徒歩設定のルート。GoogleMapのマイマップで作っていますが、車にすると高速乗っちゃうので・・・。)
栃木温泉 湯楽の里へ!
群馬のダノン城沼アリーナから出発です。
まずは朝風呂に入りたく、「栃木温泉 湯楽の里」さんへ向かいます。
この日のルート選びなのですが、
・前日、バイパスをメインに走って疲れた。
・雨で視界が悪い。
ということで、できるだけバイパスを避けて進みます。
当時の心境としては、「バイパス乗ったら、あの世に行ってしまう・・・。」と、結構必死でした。
このため、試しに自転車用のナビアプリを使ってみました。
なので、車用のナビアプリでは行かないような道を進んでいます。
ダノン城沼アリーナから栃木温泉 湯楽の里さんへの大まかなルートイメージとしてはこんな感じ。
細かいところは正確ではありません。
畑と電柱のコントラストが懐かしい道を進みます。
時々、「コケたら終わる・・・。」という未舗装の道に出くわします。
バイパスを進むくらいならまだマシ・・・。
東北自動車道の横の道を走ります。
カブ110では自動車専用道路は走れませんが、雨なので、例え走れたとしてもヤダ・・・。
高速道路沿いを離れると、畑と家の間の道に入ってきました。
非常にノスタルジックな風景なのですが、雨のおかげでシンプルに寒く、のんびり眺める余裕はありません。
新開橋で渡良瀬川を渡ります。
橋の先の信号機のためか、混みがちで、ジリジリと進みます。
また住宅&畑ゾーンに。
このあたり、自転車のナビアプリのリルートがうまく行かず、迷いました・・・。
なんとか県道11号に戻ってきました。
ラーメン食べたいですが、早朝の時間帯なので当然やっておらず・・・。
と思ってナビに従っていると、また田んぼ道に。
非常にノスタルジック。
県道309号に帰ってきました。
2車線道路ですが、まったり走れました。
なんとか「栃木温泉 湯楽の里」さんに到着です。
なお、入口は県道177号側および県道309号側にあります。
県道309号側は、中央分離帯があり、東に向かう道からしか入れないので、個人的には県道177号側からの方が楽に駐車場に入れたので、そちらを利用しました。
ということで、「栃木温泉 湯楽の里」さんへの道のりでした。
ちらっと冒頭に書きましたが、道中、実験的に自転車用のナビアプリを使用しました。
良い点としては、
・バイパスや幹線道路を避けてくれる。
・田んぼや畑など、ノスタルジックな気分になれる道を進める。
という感じですが、
・時間がかかる。
・ノスタルジックですまないレベルで悪路に連れてかれる。
ということが困りどころです。
いくら小排気量とはいえ、自転車ほどは自由度が高くないので致し方ない結果に。
「バイクのナビアプリを出しているメーカーさんは、のんびりツーリングルートとか出してくれないかなぁ〜」と妄想しますが、お金にはならないと思うので、きっと一生出てくれないでしょう・・・。
また、当日はあいにくの雨で、走っている間は必死でしたが、改めて動画で当時のツーリング風景を振り返ると、雰囲気のある道が多かったです。
幹線道路を避けていたこともあり、細い道に入っていくと、昭和に戻ったような風景に出会えました。主に田んぼのことなのですが、その脇を走っていると時間が止まった気分になります。
道も細いのでスピードも出ず、トコトコと進む時間は小排気量との相性はバッチリです。
「栃木温泉 湯楽の里」さんのレビューについては、こちらのページをご覧ください。
8:30からやっており、朝風呂に入れるので、キャンプツーリングには大変ありがたい・・・!
道の駅みぶで昼食を
温泉の次は、昼食を食べるために道の駅みぶを目指します。
上記ルートは例によって大まかなものです。
距離的には11kmくらい。順当に行けば20分ほどで到着する距離ですが、この時はまだ実験的に自転車用ナビアプリを使っています。
県道309号、県道3号を通過します。
雨のせいか、まったり流れていました。
すぐに細い道に入っていきます。
しばらくは住宅地の間を進んでいきます。
田んぼが目立つゾーンに。
実にのどか・・・。
畑も目立ちます。
時期が違うからか、作物は見えません。
こちら、橋は保橋で思川を渡ります。
距離的にはここらへんが、温泉と道の駅の中間くらい。
県道2号を通過しつつ・・・、
また細い道に入っていきます。
このあたりではもうビショビショで凍えていました・・・。
ということで、なんとか生きて道の駅みぶに到着しました。
「栃木温泉 湯楽の里」さんへの道のりでも書きましたが、当日は雨でした。
バイクで雨に降られるのはよくあることですが、この時は準備が不十分で、カッパを持っていませんでした。
レインジャケットは持っていて、上着は濡れなかったものの、パンツについては「無くてもいけるだろ!」と高を括り、失敗。
ズボンがずぶ濡れになりましたが、とにかく寒い・・・。
この体験を反省し、後に厚手のカッパを買いました。
「道の駅みぶ」のレビューについては、こちらのページをご覧ください。
休憩できる場所も多く、お土産・食事・観光も楽しめ、かつちょっとレトロな雰囲気がある良き道の駅でした。
いざ栃木県庁へ!
続いての目的地は栃木県庁になります。
正直、雨がしんどいので帰りたいくらいですが、距離的にも帰りようが無いので、進むしかありません。
やはりこれもルートのイメージです。
直線で15km。「あと少し・・・。」と自分を奮い立たせます。
道の駅みぶを出ます。
見にくいですが、出口の左側電柱あたりに、二輪車用の信号の押しボタンがあります。
この二輪車用のボタンは稀にあり、「信号全然変わらないなぁ〜」と思うと、この押しボタンを押さないといけないパターンだったりします。
その後、県道172号・県道3号に入っていきます。
この道の車の流れがやたら早く、雨も相まって辟易していました・・・。
続いて県道121号。栃木街道です。
道が広くなりますが、車の流れは相変わらず早め。
これだから幹線道路は走りたくない・・・。
そのまま国道2号へ。チラチラとロードサイド店が見えます。
このあたりで、幹線道路に嫌気が差して、細い道を進みます。
国道4号・10号に入りました。このあたりから住宅・店舗が目立ち始め、車も比較的ゆっくりに。
富士見通りなどを抜け・・・。
国道119号へ。ついに標識に栃木県庁の文字が。
街中を抜けていくと・・・、
やっと栃木県庁前を通過です。
大体13:00くらいに到着しました。
朝7:00頃にキャンプ地を出発したので、休憩込みですが5時間程度かかりました。しんどい・・・。
県庁庁舎ですが、本館は15階建てと立派。
左右が開けていると、いかにも県庁と感じるのは私だけでしょうか。
キャンプ地:LAKE SIDE BASEへ!
さて、無事、栃木県庁前を通過しましたが、キャンプ地は30kmほど北上した先にある、LAKE SIDE BASE(塩谷町東古屋キャンプ場)さんです。
なお、こちらのキャンプ場は東古屋湖に隣接しており、「ひがしごやこ」と読みます。
なっぷで公式情報が公開されていますが、写真から感じる雰囲気の良さと、丁寧な情報に惹かれました。(予約もなっぷからです。)
県庁からは30kmほどの距離。宇都宮市付近にお住まいの方にとっては気軽に行ける距離かと思います。
キャンプ地に向かう前に買い出しをしていきます。
栃木県庁の近くに、「ヨークベニマル 戸祭店」さんがあるのでそこに寄ります。
スーパーを出発し、街なかの細めの道をトコトコと進んだ後・・・、
4kmほど、東北道の横を進んでいきます。
下道はまったり進めるので雨の日は助かる・・・。
国道119号へ入っていきます。
直線が基本なのですが、道が狭めで車の流れも早め。
こういう道が小排気量だと辛い・・・。
国道293号に。
最初は住宅が見えていましたが、森っぽいというか、木々の緑が濃い道になってきます。
県道63号になると、より緑がはっきりしてきます。
これから行くキャンプ場が山の方なので、近くなってきたかなぁ?と思っていたら、まだ中間地点くらいでした。
引き続き県道63号。
何もない中、ただ道と電柱だけがまっすぐあります。妙にノスタルジーを感じます。
しばらく走れば、住居や店舗も見えてきますが、いかにもローカルという風合いで、異世界にでも迷い込んだのかと錯覚しそうです。(言い過ぎ)
キャンプ場がある塩谷町に入ってきましたが、この先はガソリンスタンドがほぼ無いので、給油をしていきます。
こちらは、キグナス石油 塩谷BJステーションSSなのですが、店員さんの対応が良く、大変ありがたかったです。
塩谷町の町中を抜けると・・・、
住宅も減り、緩やかな田舎道を進むことになります。
これが雨でなければ最高なツーリングなのですが・・・。
なお、道は県道63号です。
先に見える橋は、落合橋です。
先に進んでいくと、道が分かれることを示す看板が。
雨で見づらいですが、左が県道273号で東古屋湖、右が県道63合で高原行きです。
ここでは左に進んでいきます。
*Google MAPのストリートビューで看板が確認できます。
道は更に緑が鬱蒼と茂っています。
このあたりで気をつけるのは、下の写真あたりに来ると、携帯電話の電波が拾えなくなってくることです。
電波が入らないと、ナビアプリや地図アプリもオンライン前提の機能は使えなくなるので要注意です。
ここに限らず、山中の道やキャンプ場は電波が入らないところが多いので、
・ナビアプリはオフライン機能を使えるものを。ツーリングサポーターの場合は、プレミアムプラスというプランでないと使えないので注意。
・GoogleMapであれば、可能であれば、山中のオフライン地図をダウンロードしておく。(大抵、忘れますが・・・。)
などの対策をしておくことをおすすめします。
センターラインの無い上り道に突入します。
雨ということもあり、他の車も見当たらず、気兼ねなく進めますが、事故を起こさないよう、慎重に進みます。
道もわかりやすくワインディング。
左に東古屋湖が見えてきます。
橋を渡り(写真1枚目)、右手(写真2枚目)に東古屋湖管理事務所が見えるともうすぐです。
ということで、右手に日本家屋、左手に駐車場スペースが見えたらLAKE SIDE BASEに到着です。
バイクは一旦、駐車場スペースに停め、日本家屋がLAKE SIDE BASEを管理する君嶋林業さんとなるので、そこで受付となります。
詳細はこちらの記事にまとめましたのでご覧ください。
まとめ:また晴れの日に来るよ!栃木県!
長々と書いてきましたが、栃木県の通過ルートは以上です。
文中、何度も触れていますが、道中は始終雨で、周りを見る余裕はほぼありませんでした。
しかしながら、田んぼや畑の間を抜ける道は、非常に趣があり、心癒やされるものです。
よそ見は禁物ですが、次は晴れの日に来て、景色を堪能したいところです。
また、今回は自転車用のナビアプリを使い、できるだけ太い道は避けてみました。
自転車用のナビアプリですが、バイクは前提としていないので、結果としては実用的ではありませんでした。
バイクで進めそうもない細い道に連れて行かれたり、リルートが遅かったりとなかなかしっくりこない・・・。
やはり小排気バイク用の、幹線道路回避ルートの登場を願いますが、まあ出ないでしょう・・・。
あと、栃木の車は、自分が通った道に限るとかなり早めに感じました。
車線を変えずに抜いてくるケースも多かったので、その点は、乗り慣れていない時期に走るのはしんどかったです。
フルフェイスヘルメットを使っているのですが、左右が見づらく、近くを通られると非常に怖い・・・。
ということで栃木県の通過ルートについてでした。
慣れてしまえばツーリングにも良き地ですが、やはり晴れの日に来たいところです。
また、無性に田んぼを眺めたい方もぜひ。