【バイク旅】東京→静岡200kmをカブ110で行く!その⑤:帰宅編〜道志みちを行く〜

旅行

前回の投稿から1ヶ月程度開きましたが、その間、北海道・東北にツーリングに行っておりました。
約3週間程度の長旅でしたが、辛く苦しくも楽しい経験でした。(この話は追って書きます。いつになるやら・・・。)

この北海道・東北ツーリングに際し、事前に長距離を走っておこう、という目的もあり、東京-静岡を走ったというところもあります。
さて、行きはこちらこちらでも書いたように、だいぶ怖い思いをしましたので、帰りは別ルートで行くこととしました。
果たして静岡から東京へ生きて帰れるのか。

ルート選定:静岡で通りたくないのは新富士川橋・富士由比バイパス

こちらで書きましたが、行きのルートで苦労した点は、やたら周りが早く、かつ風が強い、という点で、新富士川橋や、富士由比バイパスが該当します。

というわけで、ここを経由せずに帰れるルートを眺めていると、
・興津から北上して由比を回避→富士川は北側、沼久保の逢来橋から渡る(川幅が狭く、道もゆっくり進めそう)
・富士宮を通り、山中湖を通って道志みちに入る→東京へ
というあたりがゆっくり行けそう、と思い、この道を進んでみました。

大まかなルートは上記の形です。
当日は午後に静岡を出たので、富士宮で一泊して翌日、道志みちを通る形となりました。

帰路1日目:富士宮を目指す

興津から北上、逢来橋へ

静岡駅前。パルコが見えると「静岡来たなぁ〜」という気分になります。

静岡から東に向かっていると、興津から東は海岸線の由比を通ることになり、避けたいところです。
そこで、興津からは北上し、逢来橋を目指します。

*イメージ的にこんな感じ。これ以上、国道1号線をカブ110で東に行くと、強風と高速並にぶっ飛ばす車列で、三途の川を見ることに。


往来橋を超えれば富士宮市に

目指す逢来橋はこちら。なお、富士川を渡るのであれば他に富士川橋富士川かりがね橋もあります。
逢来橋を選んだのは、なんとなく、混んでなさそう、というイメージからです。

国道52号線に入る交差点の手前。左に曲がると興津に向かいます。

興津から国道52号線に入ります。

背景に山を臨む道を進んでいきます。
タイミングが良いと富士山も見えます。

静岡から1時間半ほど走ると、逢来橋が見えてきます。これを超えると富士宮市です。

富士山と富士宮市が見えてきました。静岡から大体1時間30分ほど走っています。
午後に走ったのですが、午前中は別件の対応をしていたりと色々忙しかったので、この時点でヘロヘロです。
また、ひたすら道と緑を眺めるルートですので、街を見つけてちょっと安心しました。(つかないんじゃないかと不安になります・・・。)

街中に入ると一気に交通量・人の数が増えてきます。
おそらく、富士山本宮浅間大社があるからですね。

こうしてこの日は、漫画喫茶に宿泊して次の日に備えました。

帰路2日目:山中湖経由で道志みちへ

まずは山中湖を目指して

2日目は富士宮を出発し、まずは山中湖を目指します。

左右を緑に囲まれた道を進みます。ちなみに、朝の時間帯を走ったので、車は少なく快適に走ることができました。

きれいに富士山が見えます。

富士サファリパークです。ちなみに串田アキラさんの例の歌は「富士サファリパークCMソング」というらしいですね。(JOYSOUNDのページより)


印野の高原を通る道は、左右が遮るものが無く、走っていて気持ちがいいです。北海道に近く、バイクの方にはおすすめ。


そんなこんなで道の駅すばしりにて休憩します。
朝に出たので、店舗などは開いていないのでトイレ休憩だけです。
*通常、道の駅は9時に店舗が開きます。飲食店は11時からだったりします。


道の駅すばしりを出た後は、ワインディングな道をくねくねと進み・・・、

道が狭くなり、緑の木々が近くなると・・・、

山中湖に到着です。

時計回りにぐるりと回りましたが、湖は景色が抜けていて、かつ緑が多いルートなので、非常に爽快でした。


山中湖の東側に、道志みちに入っていく交差点があります。
ちなみに、富士宮から約2時間ほどでこちらに到着しています。

ライダー人気の道志みちを抜けて

ということで、道志みちに入りました。

山伏トンネルを抜けると・・・、

本格的にワインディングロードが始まります。

15分程度走ると、道の駅どうしがあります。
この道の駅は、道志みちを走るライダーがよく利用することで有名です。当日も非常に多くのバイクが駐車場に並んでいました。
ただ、時間が9時前だったこともあり、店舗は開いていなかったので、トイレだけ済ませて出発です。

しばらく登り気味のワインディングロードを楽しみます。
道の駅どうしから30分ほど走ると・・・、

山梨県から神奈川県に入ります。

写真では分かりづらいですが、道は下り気味になり、道もきれいになります。

ゆったりとちらほらある住宅街を抜けると・・・、

セブンイレブン 津久井青山店に到着します。
このあたりでおおよそ峠道は終了しました。

ということで、後は相模原市を抜けて自宅へ帰り着きました。

*写真では道志みちの良さや特徴が伝わりづらいですね・・・。

まとめ:東京-静岡間は道志みちがおすすめ

以上で、東京→静岡間200kmをカブ110で走った記録でした。

最後に覚書程度のまとめですが、東京-静岡間を原付2種で行くのであれば、

・国道1号線のルートは、強風・上り坂・周りが高速並に飛ばす、など危険な点が多め。
特に富士由比バイパスはしんどい。
・山中湖-道志みちルートは、時間はかかるものの、ゆるやか。
 ただし、書いていませんが、交通量は多めなので、追突など起こさないよう周りにはしっかりと気をつけて。

という点に注意する必要があると思いました。

個人的には国道1号線ルートは記載した危険な点を避ける術が無いので、避けたほうが無難かと思いました。特に強風は、気をつけてなんとかなるものでもなく、安全性が運次第という非常に厄介な欠点です。

ということで、関東方面から静岡へ原付2種で行く際の参考になれば幸いです。
(そんなニッチな状況があるのか?という点は置いておきます。)

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