【バイク旅】東京→静岡200kmをカブ110で行く!その④:ラーメンと温泉〜藤枝と川根編〜

旅行

今回の旅行は、墓参りのために来ていますが、1日、別日程で観光に行っています。
その③にて書いていますが、静岡は緑と道しかない土地なので、「どこに観光行こうか?」となると、場所によっては非常に悩ましいところとなります。

今回の記事では、藤枝・島田周辺でおすすめのスポットについて2つ紹介したいと思います。

おすすめその①:朝ラー(朝ラーメン)

日本人はラーメン大好きです。日本全国にご当地ラーメンがあります。
静岡の場合、朝ラーメン、通称「朝ラー」が有名かと思います。
これは、早朝から提供されるラーメンを指しますが、藤枝市の記事によれば、お茶取引のために早朝から仕事をする人が多かったので、仕事を終えた方々が食べていた、というのが起源のようです。
「志太系」と呼ばれる、あっさり醤油スープにツルッとした麺が特徴です。

正直、静岡県にいる頃はそんな文化があるとは全く知らず。静岡は広大かつ、ローカル色が強いので・・・。
ということで、初朝ラーを食べに向かいました。

森下そば:朝6時から朝ラーを楽しむ

向かったのは藤枝市の「森下そば」です。
朝ラー発祥の店としては、マルナカですが、森下そばの方が開店時間が早く、なんと6:00。

おしゃれな外観のお店です。道に面していますが、看板が見えづらいので事前にGoogle Mapなどで確認してから行くのがおすすめです。

おしゃれなウッドデッキもあります。
なお、7時頃に来たのですが、既にお客さんが数名いたり、私が出ていく頃には4-5名のライダーの方々がやってきたりと人気のお店でした。

メニューはこのような感じ。2024/5時点の情報です。
この他にコーヒーなどの飲み物も注文できます。
なお、朝ラーはあったかい麺と冷たい麺の二種類があるようです。

何にしようかと思いましたが・・・、

ベーシックにしょうゆラーメン(並)にしました。
透き通る醤油スープにチャーシュー、メンマ、ネギとシンプルなトッピングです。

スープは若干甘めで、ラーメンスープというよりも、そばつゆに近い味わいです。朝に食べても重くなく、眠たい体に染みていきます。
麺も太さが異なるので手打ちの模様(投稿主の感想です)。コシはあまり感じられませんが、のどごしが素晴らしく、あっさりとしたラーメンスープにマッチしています。

また、(おそらく)豚モモのチャーシューは、噛めば噛むほど味が出るタイプです。
なかなかラーメン屋でお目にかからない味わい深い逸品で、「うまい肉食ってる!」と感動します。

まとめ:朝ラーとは何なのかを学ぶ

ということで森下そばさんの朝ラーの感想でした。

食べる前は、「朝ラーっていっても、ただのラーメンでしょう?」くらいにしか思っていませんでしたが、そんな予想はあっさり覆されまして、「朝だからこそ食べるラーメン」という印象でした。

というのも、歴史的な経緯から予想すると、一仕事終えた後にしっかり食べたい、でも重い食事はちょっと、と皆さん考えていたように思います。
そういった要望にピッタリと合ったからこそ、今でも人気なんだろうなぁと妄想しています。

お近くに寄った際にはぜひお試しください。

おすすめその②:温泉

日本はそこかしこで温泉に入れる良い国です。(半年ほど外国に住んだことがありますが、温泉が無いので発狂しそうでした。)

静岡もいろいろな場所に温泉がありますが、島田市にある川根温泉は中でもオススメです。
ということで、行きのルートから含め、紹介させていただきます。

川根温泉:行きの道中

今回行ったのは、川根温泉ふれあいの泉です。
道の駅川根温泉に併設された温泉施設ですので、お土産の買い物もできます。

当日は、森下そばから、こちらでも記載した県道81号経由で向かいました。

険道ゾーンを抜けた後です。山々の緑を背景にした道をカブ110で進みます。

徐々に山ゾーンに入ってきました。

しばらく走ると、左手に川が見えます。大井川ですね。

分かりづらいですが、新鍋島トンネルを抜けます。
路面にグルービング工法がされていますが、道の中心はフラットだったので、慎重にその部分を走り抜けます。
その後、松ケ瀬トンネル、丹原トンネルを通ります。

トンネルゾーンを抜ければ、ズドンと真っ直ぐな道に出ます。
スピードには注意です。

続いてカーブの連続です。

そこを抜けると町ゾーンに入ります。

そこを抜けてしばらくワインディングロードを走ると・・・、

左手に道の駅川根温泉が見え、到着となります。

左折して道の駅に入り、右手に進むと、バイクの駐輪場が見えます。
9:00前の、温泉施設開館前に着いたので空いているように見えますが、退出した11:00頃には一杯になっていました。

川根温泉:2万年前の湯に浸かる

営業時間になりましたので、川根温泉に入ります。

入口を入ると大きな提灯が目に入ります。

チケットを購入して、進みます。湯処は結構奥です。

中の様子は撮影できませんが、公式HPでは、浴場内の写真が確認できます。

島田市観光協会のHPによると、お湯については、
・泉質はナトリウム塩化物温泉
・約2万年前の地下水と古海水が混ざったもの
・温まりやすく湯から出た後に塩の微細な結晶が汗腺をふさぐため、湯冷めしにくい
とのこと。

要は天然のバスソルトです。実際、水は塩辛く、茶色みがかっています。

そして非常に湯あたりしやすいので注意です。実体験ですが、初めてこのお湯に使ったときは、それほど長風呂していないにもかかわらず、湯あたりし、1日中動けなかったです。

実際、現地でもストレッチャーが常備され、至るところに湯あたり注意の文字があります。
2万年前の塩水の力を感じました。

ちなみに、露天風呂からは大井川鉄道の鉄橋が見えます。
川根温泉公式HPでも紹介されていますので、記念に見たい方はスケジュールに気をつけてみてください。

寝て食べてお土産を買って帰りましょう

温まった後はしばらくゆっくり休みます。
畳の休憩場があるので、足を伸ばしてリラックスします。

ベランダもあるので、自然と鉄橋を眺めながら、風を受けて涼むのも一興です。


お食事処は11:00から開きます。席はすぐにお客さんでいっぱいになります。

「ヒーヤイの森 原始うどん」というのを頼んでみました。
川根本町の全粒粉を使った平打のうどんということで、味わい深く、小麦好きの方にはおすすめです。
量が少なかったのが惜しい・・・。


川根温泉には道の駅もあるので、川根産のお土産を買ってもいいかもしれません。

投稿者は「川根と言えば」ということで新茶を買いました。
「大走り」というのは、その年の最も最初の新茶ということで、美味しいらしいです。
これは親戚へのお土産になったので、本人は飲んでいません・・・。自分の分を買い忘れた・・・。

以上、川根温泉でした。

まとめ:静岡は緑と道しかないが、濃厚だ!

ということで、オススメスポット2選でした。
というか、ここしか行っていないので取り上げたのですが。

とは言うものの、朝ラーは東京ではなかなかお目にかかれない滋味深いものでしたし、川根温泉はよく見る単純アルカリ温泉に慣れた方には刺激的かと思います。

今回は、自分の勝手知ったる地元なので紹介の形になりましたが、今後はいろんなところにたびに出たいので、その土地でしか楽しめない名物に出会っていきたいと思います。

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