私用にて静岡に行くため、片道約200kmをカブ110で走ってきました。
その①では国道246号経由で道の駅足柄までの道のりについて書きましたが、おおよそ国道246号への愚痴でした。
さて、今回は道の駅足柄を出て、国道246号→国道1号を経て静岡に到着します。
経由地として、道の駅富士を利用しました。
果たしてこのルートを生きて通過できるのでしょうか?
(通過できたからこの記事を書いているのですが・・・。)
おさらい:東京→静岡200kmのルート
国道246号
→道の駅足柄
→道の駅富士(上り)★
→国道1号★
→静岡★
というルートです。
今回の記事では、★の箇所について記載しています。
*下記の地図ルートはおおよそです。
御殿場市経由で道の駅富士へ!:景観の良い緑の多いルート
道の駅足柄を出発して、国道246号や国道469号、県道24号などを通って道の駅富士を目指します。
途中、御殿場市や富士サファリパークの前を通るルートです。
山々の緑が見える道を行きます。
苦手な橋ルートは少なめです。(とはいえ、流れが早く怖いのは変わりません。)
抜け感のある景色は気持ちいいですね。
いくつかトンネルを通って・・・、
森の中の道を抜けると、
御殿場市です。市内を通り抜けると・・・、
裾野市は印野に入ります。写っていませんが右手側に富士山があります。
なだらかな直線が続き、気持ちいいことこの上ありません。
そこを抜けると森のルートに入り・・・、
富士サファリパーク前を通って・・・、
また森のルートを抜けて・・・、
富士市内に入っていきます。
ちなみに道の流れはある程度早く、後ろに車が並んでくるとプレッシャーに感じるので、何度か道の脇にそれて列の後ろについていく形にします。その方がカブでも気持ちよく走れます。
森の中のルートは、避難場所がすぐにあるので安心でした。
そして、国道1号に入っていきます。
個人的には、合流に入るたびに気が滅入ります・・・。
高架橋をこわごわ進んで・・・、
なんとか街中にたどり着きました。
なお、右手にちらっと見えるエスポットは、静岡県東部を中心としたディスカウントショップです。
静岡に来た!という気分になります。
こうしてなんとか、道の駅富士に到着しました。
道の駅富士:静岡県第一号の道の駅で休憩!
ということで、道の駅富士です。ちなみに、こちらは上り側です。
道の駅富士は、上り側と下り側があり、施設としては東京方面に向かう道路沿いの上り側の方が充実しています。わざわざUターンして上り側に来ていますが、公式HPによれば、下り側からも地下連絡通路で徒歩移動ができるようです。
(下り側に行けば良かった・・・。)
レストランで、駿河湾名物桜えびでも食べようと思っていましたが、まだお腹が空いていなかったので・・・、
道の駅富士限定の「サイダー寒ソフト」をいただきました。
味の濃いソフトクリームの下に、富士市の学校給食ではおなじみらしい「サイダー寒天」が入っています。
サイダー寒天はうっすら炭酸を感じる不思議な口当たりですが、ソフトクリームをさっぱりと食べられるいいアクセントになっています。
建物の屋上は展望台になっています。可愛らしいイラストが迎えてくれます。
雲がかかっていますが、富士山を臨むことができます。
施設内には他にお土産売り場もあり、多くの人で賑わっていました。
桜えびを買っていきたかったのですが、荷物になるので断念・・・。次に来たときに買いたいと思います。
ということで道の駅富士でした。
ゆるキャン△の大きな看板もありましたね。
こちらの道の駅はそれほど大きくもなく、駐車場も結構混んでいるのですが、国道1号沿いでアクセスはしやすいので、ちょっと覗いていくのは楽しい場所かと思います。
お近くに来た際にはぜひお立ち寄りください。
国道1号を通って静岡へ:地獄の富士由比バイパスへようこそ!
休憩も済んだので、一路、静岡市内へ向かいます。
そしてここからが地獄の始まりです・・・。
今回の目的地は、静岡でも中部地方になり、静岡市以西になります。
ということで、地図のルートのように富士由比バイパスを通ります。
見てわかるとおり、海沿いです。
そして、これによって起こるのは、海風すなわち強風です。
かつ、交通の要である国道1号ということで交通量も半端なく・・・。
シンプルに死ぬかと思いながらカブ110で走り抜けます。
道の駅富士を出てすぐ、富士川を渡ります。
橋は新富士川橋で、約1.5kmです。抜けるような青空の下、邪魔するものもない真っ直ぐな道が続きます。
そして左手はすぐに駿河湾です。強風が吹いていて、速度を出すのが怖くてたまりません。
周りは「高速道路?」と思うくらいのスピードが出ている気がします。
もう二度と通りたくないです。
橋を抜けても周りは速い速度の流れです。遮音板が見えますが、だいたいこういう道は流れが速い・・・!
左手に駿河湾を臨む富士由比バイパスを走り抜けていきます。
初夏の美しい日差しの下のきれいな風景ですが、非力なカブ110に乗っている身としては、風が強くてスピードは出せないわ、周りの流れは速いわで、生きた心地がしません。
「神様、許して・・・。」と祈りながら20kmほど駆け抜けていきます。
ナビアプリは、原付専用の安全なルート案内ができるようになって欲しいと祈りながら走ります。
途中、スマル亭が左手に見えました。
静岡県民はこちらのローカルCMを異常に見るので、名前だけは知っています。
こちらは1号店ですが、このバイパスの流れからどうやって寄ればいいのか、わかりません。
なんとか清水港付近に到着。流れが落ち着いてきました。
側道をゆったりと走っていきます。なお、八坂西IC – 唐瀬IC間の高架部分は自動車専用道路となっているので、125cc以下のバイクは通れません。
が、唐瀬ICからは125cc以下バイクも通れるようになってしまい・・・、
恐怖の高架へ突き進むことに。許して・・・、もう悪いことしません・・・。
賤機山トンネル(しずはたやまトンネル)です。500m程度のトンネルですが、めちゃくちゃ車体が揺れる・・・。
本来は、このまま藤枝を目指す想定だったのですが、「せ、せっかくだし、静岡県庁でも見ていこう・・・(涙目)」と思い、バイパスから逃げます。
安心の市街地を抜けて・・・、
静岡県庁にたどり着きました。
その後、国道1号で西へ進みます。
宇津ノ谷トンネルを通り・・・、
相変わらず流れの早い道を行きます。静岡の道は長すぎるので、みんなスピード感覚がバグってしまうのでしょうか?
なんとか市街地に出ることができました。
生きててよかった〜。
まとめ:静岡の国道1号はカブ110だと危ない(個人の感想)
ということでなんとか東京から静岡(正確には藤枝市)に到着しました。
ナビアプリ(ツーリングサポーター)に頼ると、容赦なく交通量の多いルートに連れて行かれるので、精神的に死にそうになりました。
特に富士由比バイパスはもう二度とカブ110では走りたくないです。というか、風が強いので排気量が大きくてもバイクはヤダ。
道の駅富士は、こじんまりとしていますが休憩には最適でした。惜しむらくはお腹が膨れていたので、桜えびが食べられなかったことです。次は行きたい・・・。
ということで半分以上、「静岡の道路は怖い」というクレームでした。
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