【バイク旅】「富士見市びん沼自然公園」で平日ソロキャンプ。都心近くでお手軽に自然に癒やされる。

キャンプ

都内からバイクで1時間くらいで行けるキャンプ場はないかなぁ、安いといいなぁと思いながら、ネット検索していたところ、埼玉県富士見市「びん沼自然公園」で安くキャンプができる、という情報を見つけたのでカブ110で行ってみました。
正直、あまり期待せず行ってみたのですが、お手軽にも関わらず満足度が高いフィールドでしたので、ご紹介したく思います。

「びん沼自然公園」概要

「びん沼自然公園」は、埼玉県富士見市にあります。
2023/4/1にリニューアルオープンされており、かなりきれいに整備されています。

各種データ

項目内容備考
キャンプ場名びん沼自然公園
住所〒354-0001 埼玉県富士見市東大久保3664−1
公式HPhttps://binnuma-park.com/
電話番号049-257-484
営業期間通年(12月29日~1月3日除く)
最寄り駅大宮駅・鶴瀬駅など徒歩では遠い
アクセス
(電車・バスの場合)
富士見市役所から
市内循環バス「ふれあい号」D老人センター線系統
「老人センター」下車
など
参照ページ
・バスの本数は少なめ
施設(自然公園)として
・展望台・複合遊具
・見晴台
・河川デッキ
・カブトムシ・メジロの森
・多目的広場
・湿地帯
・パークゴルフ
・バーベキュー場・キャンプ場
(公園管理施設内)
・カフェ
・多目的ルーム
・売店
・ロッカー
・コインシャワー
参照ページ
デイキャンプ可否可(BBQとして)参照ページ
・10:00~17:00の利用
宿泊キャンプ可否
宿泊キャンプ
チェックイン
13時〜16時の間
宿泊キャンプ
チェックアウト
翌日12時
利用プラン・料金ソロ・市外→1,500円・他プランは
こちらのページから
各予約フォームより参照
予約方法公式HP上の「キャンプ・BBQ」タブから行ける
各予約フォームページより
予約期間予約フォーム上だと制限は無さそう。投稿者調べ
予約期限1日前の17:00までフリーサイトの場合。
ここなど、
各予約フォームに記載あり
支払い方法現金・クレジットカード・各種電子マネー後述
支払いタイミング受付時
駐車場・あり
→一部駐車場有料。無料あり
→バイクは無料。場所は後述。
水道あり
トイレあり
シャワー/入浴施設シャワーあり
→コインシャワー 5分/100円
キャンプ利用者は
20:45まで利用可
喫煙所なし公園内喫煙禁止
売店あり
自動販売機あり
キャンプ道具レンタルあり
焚き火の直火可否不可
→焚き火台の利用が必要
ゴミ捨て場なし
灰処分場あり
最寄り温泉施設エコパ(約1.5km)
蔵の湯 小江戸はつかり温泉 川越店(約2.4km)
など
投稿者調べ
近くのスーパー
・コンビニ
・ヤオコー ららぽーと富士見店(約2.9km)
・ローソン 富士見東大久保芝原店(約350m)
・セブン-イレブン 富士見東大久保店(約1.1m)
など
投稿者調べ

キャンプ場発見→予約

その日はなんとなく「近くて安いキャンプ場はないかなぁ〜」とCamp Mapというサービスを見ていたのですが、富士見市になにやらある模様。
公式HPを見てみると、ソロキャンプが市外在住者は1,500円(市内利用者は1,000円!)と格安。
これは行かねばと思い、早速、予約し、翌日(平日)に行ってきました。

道中の寄り道

道中なにか寄るところがないかと思い、以下に寄ってからキャンプ場に向かいました。

埼玉スポーツセンター天然温泉

「スポーツセンター」という名前の通り、他にボウリング場やバッティングセンターなどのスポーツ施設があり、その中の一つの施設として温泉があります。

<住所>
〒359-0011 埼玉県所沢市南永井1116

<公式HP>
https://www.esta.co.jp/mizuho/index.html


投稿者は平日午前中に訪問しましたが、人は少なく、快適に入浴することができました。この手の施設は、混みがち、という先入観があるので、当たりを引いた気分になります。

その名の通り、天然温泉ということで、若干茶色でとろみのあるお湯で肌に良さそうな印象です。
それほど熱くはなく、のんびりと長湯を楽しめます。

また、サウナは90℃程度かつ湿度も控えめなので、「サウナは熱くて苦手」という方も長く入れるのではないでしょうか。水風呂は、それほど冷たくはありませんが、深さがあるので肩までしっかり浸かれるのは良い点です。

また、入浴施設は全体的に新しく、清潔感・高級感に満ちていて、入浴料780円(平日)はお得に感じました。

惜しむらくは、サウナを出た後に外気浴するスペースや椅子が浴室内に無いことです。
これがあればちゃんと整えたのですが・・・。残念・・・。

とはいえ、温泉の他、岩盤浴やレストラン、休憩スペースなど、スーパー銭湯にあるサービスは整っているので、リフレッシュするのに最適な施設かと思います。

Pasar三芳(パサールみよし)

関越自動車道 三芳PAの上り側は、一般道からでもアクセス可能です。
*一般道からアクセス可能、というと海老名SAが有名ですね。
ちなみに下り側のPAには行けません。残念。

<住所>
〒354-0045 埼玉県入間郡三芳町上富2204

<公式HP>
https://www.driveplaza.com/sapa/1800/1800011/1/

車・バイクで行く際には隣の「埼玉セントラル病院」を目指すほうがいいと思います。
投稿者はナビにその住所を設定しました。
お客様駐輪場の看板が見えるのでそれに従います。

右手に自転車・バイクの駐輪場が見えるので、こちらに停めます。

駐輪場のすぐ横に入口があります。

レストラン・お土産屋・コンビニなどがあります。

ここで昼食をとりました。大沢亭の川越太麺焼きそばホルモン入りです。
焼きそば、となっていますが焼きうどんに近く、もちもちした麺は食べごたえ抜群。
また、ホルモンは甘い味噌味で、癖になる美味しさで大満足です。

無料でお茶・水が飲めるのは地味に良いポイントでした。

セイコーマート

お腹もいっぱいになったので、びん沼自然公園に向かうのですが、夕食・朝食の買い出しに向かいます。
なんとなく、「北海道で有名なセイコーマートって何気に埼玉にもあったような・・・」という、うっすらした記憶があり調べると、びん沼自然公園の先にある!
ということでお上りさんよろしく寄ってみました。

<店名>
セイコーマート まんだな店

<住所>
〒354-0045 埼玉県入間郡三芳町上富2204

<公式HP>
https://www.seicomart.co.jp/

ローカルのコンビニやチェーン店はなぜかテンションが上がりますね。

夕食・朝食とは別に、アイスバーを購入。ワインにも使われるナイアガラの果汁を使ったアイスです。

中が少しねっとりとした氷菓で、暑い日にはもってこいです。
道中も満喫したので、びん沼自然公園に向かいます。

びん沼自然公園でキャンプ!

到着→バイク駐輪場

セイコーマート まんだな店から約8kmほどで、びん沼自然公園に到着します。
びん沼自然公園の北側にある公園管理施設で受付をするのでそこに向かいます。

北側駐車場の横に公園管理施設へ向かう道があります。バイク・自転車・徒歩の方はここから入っていきます。
*公園の利用者の方がいるのでスピードには要注意。

公園入口に入ったら・・・、

左手に駐輪場と公園管理施設があります。
管理施設の方に伺ったところ、自転車だけでなく、バイクもこちらに停めていい、とのこと。
しかも無料です。
*車の駐車場については、4つの駐車場があります。北側駐車場は、平日は原則無料であるものの、土日祝日および指定日は有料ですのでご注意を。

受付

受付に行くと、初回は利用登録が必要、ということで、住所・氏名などを提出します。
*利用登録証がもらえるので次からはこちらを提示します。

支払いは現金、クレジットカード、各種電子マネーが使えます。
投稿者は、楽天Payを利用しました。

受付が済むと、宿泊キャンプ許可証をいただけます。
許可証は見える位置に提示しておき、チェックアウト時に返却します。
*21時頃に管理の方が見回りに来られました。

この際、「管理施設が朝8:30に開くので、その際にご返却ください。」とご案内頂いたのですが、
翌朝はそれよりも早く出たいと思っていたので相談したところ、
「では、許可証は提示しておかなくて大丈夫」となりました。
柔軟な対応には感謝です。

また、この対応はあくまで今回のケースですので、早めにチェックアウトされたい方は受付時に都度、ご相談するのが良いかと思います。

ちなみに、チェックインは、利用したソロキャンプのプランで13:00-16:00でした。
管理施設が17:00までですので、上記の時間に間に合わない場合は、事前に電話などでお知らせしたほうが良いと思います。

設営

キャンプのエリアは、公園東側、図の③の部分です。

Aricxiの超軽量タープを張ります。
210x150cmサイズですが、150gくらいなので荷物になりません。

びん沼自然公園内を散策

荷物も置いて落ち着いたので、公園内を散策してみたいと思います。

展望台・複合遊具

北口の入口から入るとまず目を引くのが、この展望台・複合遊具かと思います。
写真は朝に撮ったので誰もいませんが、日中は子どもたちで賑わっていました。

公園管理施設

公園管理施設内には売店があり、器具や食材、お菓子、おもちゃなどの販売や、レンタルをしています。
また、コーヒーやカレーなどの軽食も販売されています。

多目的広場

公園管理施設の前には多目的広場があります。動画は夕方なので人が少なくなっていますが、日が高いうちは、多くのお子さん・親御さんが遊んでいました。

カブトムシの森・メジロの森

こちらには、木々の間を散策できる遊歩道があります。
歩くだけでお手軽に癒やされます。

パークゴルフ場

広々としたパークゴルフ場が広がっています。利用料も安いですね。

見晴台

パークゴルフ場横の遊歩道には見晴台があり、公園全体を眺めることができます。

キャンプ場

キャンプ場エリアです。
いくつかテントは見えますが、ほとんどはレンタル用のものです。
当日は平日でしたが、私含め2組の利用ということでした。
受付の方いわく、「土日祝日はとても人気で、テントを張るロープが重なり合うほどの賑わいになる」とのことでした。

河川デッキ

キャンプ場エリアすぐ近くに、びん沼川に臨む河川デッキがあります。
この日、向かい側は桜が満開で見応え抜群でした。

施設としてはこのようなスポットがありました。

夕食→就寝

セイコーマート「ザンたれタマゴサンド」etc

公園内を散策して疲れてきたので、夕食を取りました。
セイコーマートの「ザンたれタマゴサンド」と、つまみにしようと思って持ってきたポリッピーチョコです。

サンドイッチは、甘辛のタレがついた肉厚のザンギ(鶏の唐揚げ)が挟まれており、食べごたえがあり大満足でした。
ポリッピーも味変に良いです。

お腹も満たされたので、就寝となります。
*この日は面倒なので焚き火はしませんでした。

ちなみに、こちらのキャンプ場は火気の利用は8:00〜21:00です。
朝早く起きて焚き火を楽しむ、というのはできないので注意です。

また、21:00以降は静かにする必要があります。

就寝:利用グッズと失敗

この日は、できるだけ軽量にしたかったので、テントではなく、アウトドアリサーチのヘリウムビビーを利用しました。
ビビーは寝袋サイズの簡易テント的なもので、この中に寝袋を入れていっぱいになるくらいのサイズ感です。

ビビーの中には、KLYMIT(クライミット)のInertia X Lite(イナーシャXライト)を敷きました。
左側が頭側です。軽量かつ肉抜きされた形状ですが、機能は十分で、地面の冷気を感じることはありませんでした。

当日の日中は、天気予報によれば汗ばむほどの暑さだったので、SOLのエスケープヴィヴィを利用し、ダウンジャケット・ダウンパンツを着込むことで軽量化を図りました。

で、実際どうだったかというと、夜になるとびっくりするくらい寒くなりました・・・。
2週間ほど前に奥多摩の川井キャンプ場でキャンプした際に、同じく凍えたのですが、同じ失敗をしています。
春先の夜の寒さを舐めていました・・・。太陽は偉大です。

たまたま持っていた、SOLのエマージェンシーブランケットを体に巻いて、なんとか夜を乗り切りました。
(リンク先のものは1人用ですが、これは2人用です。)

起床〜チェックアウト

起床→設備確認

起床しました。朝日がきれいです。
前日に確認できなかった設備を見ていきます。

水場

水場が、管理施設の裏手にあります。かなりきれいに整備されています。

喫煙(禁止)

公園内は禁煙ですね。

トイレ

トイレは、主に、
・管理施設内
・公園各場所(キャンプ場エリアからは北口駐車場近くのトイレが最寄り)
があります。

管理施設内のトイレは、〜20:45頃まで利用できます。
17:00に管理施設の営業は終了するのですが、17:00〜20:45の間のみ入れるドアがあり、そこからトイレ・コインシャワーを利用できます。
管理施設内のトイレにはウォシュレットがありました。

20:45以降は、公園に設置されたトイレを利用します。
北側駐車場、南側駐車場の2箇所にありますが、キャンプ利用者は北側が最寄りです。
また、こちらはウォシュレットがないので、気になる方は20:45前までに用を済ますのが吉です。

コインシャワー

この公園にはコインシャワーがありますが、管理施設内トイレ同様、〜20:45頃までの利用です。
5分100円と良心的な価格です。
タオルや石鹸は無いので、持参する必要があります。

自動販売機

飲料の自販機が北側トイレ前と、管理施設側にあります。(写真は北側トイレ前のもの)
不思議だったのは、全部冷たい飲料だったことですね。深夜に寒くて起きた際に、温かい飲み物がなかったので泣きたくなりました・・・。

管理施設側には飲料の他に、アイスの自販機とおむつ・ウェットシートの自販機があります。
この公園はご家族での利用も多そうなので、気の利いたラインナップかと思います。

朝食

設備も見終わったので、朝食をいただきます。
セイコーマートの山わさび塩ラーメンです。

中身はこのような感じですが、何よりも山わさびのツーンとした辛さが鼻を突き抜けます。
食べられないほどの辛さではありませんが、バッチリ目が覚めました。
わさびの辛さが好きな方にはたまらない商品かと思います。

チェックアウト

朝食も終わりましたので、片付けてチェックアウトとなります。
*チェックアウトは私が利用したプランでは12:00まで、です。

なお、ゴミ捨て場はありませんので、持ち帰る必要があります。

先に記載しましたが、本来は8:00に管理施設が開くので、チェックアウト時に宿泊キャンプ許可証を返却する必要があります。
私はそれよりも前に出発したので、チェックアウト作業はありませんでした。8:00前に出発する方は事前に管理施設の方に相談するのが良いと思います。

まとめ

こちらのキャンプ場は、自然公園の中、ということもあり、お手軽に自然を感じることができてリフレッシュになりました。
この他のメリットとしては以下が挙げられると思います。
・2023/4にリニューアルされたこともあり、全体的に新しい点はありがたいです。
足りない点が特に見当たらず、設備については、大きな不便はないかと思います。
・平日に利用するのであれば、利用者も少なく、落ち着いた自分の時間を過ごすことができます。
・料金が安い。ソロキャンプで1,500円(市外在住者)という価格は気軽に来られます。

一方で注意しないといけないことは以下。
・アクセスについては、徒歩は要注意。
最寄り駅からはバスを利用しますが、多くても大宮駅から1時間に1本程度、と少なめです。
・土日祝日はとても人気で、混むそうです。
先にも書きましたが、「テントを張るロープが重なり合うほど」の混み、ということで、人混みが苦手な方はご注意ください。

ということで、平日に来られて、車やバイクがある方にとっては穴場の良いキャンプ上ではないでしょうか?

以上、びん沼自然公園キャンプ場でした。

おまけ:動画版

Youtubeに動画をブログの内容をベースにした動画を上げています。
ご興味があればご参考くださいm(_ _)m

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