【分割日本一周】#1_1:北関東・群馬突撃編【バイク旅】

分割日本一周

*本記事は、2024年5月時点の旅の記録です。最新の情報ではありませんので、ご参考程度にご確認ください。


分割日本一周を始めましたが、まずは北関東をターゲットに出発しました。
分割日本一周の概要にも記載したのですが、一回の旅で1ヶ月程度を想定するものの、具体的にどれくらい大変そうかがわかりませんでした。

そんなわけで、まずは肩慣らしに近場、かつ短期間でスタートすることにしました。
行き先は北関東、具体的には、「群馬県」「栃木県」「茨城県」となり、3泊4日の行程です。
乗り物はもちろんスーパーカブ110です。

この3県を選んだ理由ですが、
①東京近郊
②1日の走行距離が150km程度(大体、これくらい走れるだろう、という目算)
③3泊くらい(替えの服をどれくらい持つか実験)
という感じです。

本記事では、初日の群馬についての内容です。
人生でも初の群馬、どのような地域なのか、全く知らないわけですが、とにかく突撃する他ありません。

なお、掲載されているルートですが、以下にご注意ください。
・大体なのであくまで参考程度にご覧ください。
・おすすめルート、というわけではありません。
 あくまでナビアプリで出てきたものに従ったり、無計画に走った結果となります。

今回の記事ですが、長くなったので、キャンプ場に行く手前までの内容となります。

まずは群馬県庁へ!

ルート概要

最初の目的地は群馬県庁になります。

当日のルートですが、ツーリングサポーターに従っています。
なにか理由があってこのルートを選んでいるわけではありません。道に詳しくないので、アプリに従うより他ありません。
また、ツーリングサポーターはだいたい幹線道路やバイパスを選んでくるので、小排気量のカブ110では正直シンドいです・・・。

さて、所沢あたりからのスタートとなりますが、群馬県庁までのルートは、
国道463号
→国道254号(浦和所沢バイパス→富士見川越バイパス)
→埼玉県道27号→国道407号
→国道17号
→国道50号
という形です。


国道463号線はさいたま方面に向かいます。


程なく国道254号線浦和所沢パイパスに入っていきます。
このあたりは、2車線ですが、速度超過気味の車が多かったりであまり好きにはなれません・・・。


そんなこんなで左折して、国道254号線富士見川越バイパスに入っていきます。
こちらのルートに入った途端、急に左右が開けて、バイクで走っていて楽しいゾーンに入ります。


建物が低いので、空が異常に抜けて見えます。
理想的なツーリング日和です。


標識を見ながら、東松山方面に向かってひたすら進みます。
このあたりは雰囲気がひたすら同じなので、徐々に眠気が・・・。
途中、コンビニによって休憩をはさみました。疲れたらすぐに休憩しましょう。


分かりづらいですが、入間川を横断中。


しばらく進むと、右手に熊谷、左手に寄居・小川へ向かう標識が出てきます。(1枚目の写真)
このあたりは若干罠な分岐でした。

1枚目の写真に見えている歩道橋を超えると、2枚目の写真のように、道路に熊谷・小川の文字が。
すると、すぐに2車線が4車線になるのですが、右2車線側が目的の埼玉県道27号です。
なので、事前に右車線側に寄っておく必要があります。
というのも、この分岐あたりには3枚目の写真にも見えるポールがあるので、車線を間違えるとそのまま進まざるを得ません。

*ただ、左に行ったとしても次の交差点で右折すれば元のルートに戻れます。間違えたとしても、慌てず進みましょう。


すぐに国道407号に入っていきます。
しばらくはいかにも田舎のロードサイドな店舗が目立ちます。


熊谷市・東松山市の標識が見えます。いまだ埼玉から出られません。


分かりづらいですが荒川大橋です。


こちらの交差点を左折して国道17号へ。


更にこちらで右折して国道407号へ戻ります。
灰色の建物は熊谷警察署。無駄に緊張します・・・。


1枚目の写真の交差点で左折して、国道17号・深谷バイパスに入っていきます。


鉄塔に電線なんてなかなか東京では見られません。
日本人にとって何故か懐かしい風景です。


今度は国道17号の上武道路に入っていきます。
周りが何もない一本道を進むのはちょっと不思議な体験・・・。


ひたすら前橋方面へ向かいます。


新上武大橋を渡って利根川を渡ります。
ゆるい右カーブが続く橋です。
これを渡れば群馬県です。


赤城山の標識が見えると、群馬県に来たと感じます。


周りに目立った建物が無く、見通しも良いので、ツーリングにとっては楽しい環境です。


ちなみにこの頃は、まだ幹線道路の中でも、高架橋の部分を走るのが怖かったので、定期的に側道に入っていました。


そんなこんなで、気がつくと国道50号にぬるっと入っていました。
国道17号と比べて街中で、県庁所在地の前橋市まで8kmの表示が見えます。
このあたりに来るまでに4時間ほどかかっているので、ちょっとホッとしています。


標識に県庁の文字が見えました。
しばらく走り、左右に並木が見えてくると・・・。


群馬県庁が見えます。
153m、33階建てのビルで、赤レンガ風の外観が特徴的です。
*色々な都道府県庁を見てきましたが、かなり立派な部類です。

ということで、なんとか最初の目的地の一つ、群馬県庁を無事通過です。

「道の駅 まえばし赤城」で休憩を。

さて、群馬県庁にたどり着くまでに4時間半ほどかかったため、そろそろ休憩兼昼食を取りたいところです。
というわけで近くの道の駅 まえばし赤城に向かいます。

ルート詳細は近くなので見たまま。上記のマップをご参照ください。
なお、周辺には他に、道の駅よしおか温泉道の駅 赤城の恵があります。
この「道の駅 まえばし赤城」を選んだ理由ですが、偶然です・・・。(検索して最初に見たので・・・。)
ですが、運の良いことに、なかなか「当たり」な道の駅でした。

「道の駅 まえばし赤城」概要

<住所>
〒371-0048 群馬県前橋市田口町36番地

<公式ホームページ>
https://maebashi-akagi.jp/
*ホームページの紹介がかなり充実しています。

<簡単な施設概要>
・充実したレストラン、お土産屋さんが揃った、ショッピングモールのような道の駅。
・芝生広場があり、お子さん連れでも楽しめるエリアあり。温泉施設も。
・広々とした駐車場スペース。バイクスペースもあり。


道の駅内を散策

道の駅内案内看板です。こちらは2024/5時点の情報ですので、最新版は公式HPをご参照ください。
大体の道の駅にはこのような案内板がありますが、まえばし赤城は、かなり丁寧でわかりやすいです。


鮮魚センターもあります。
こちらで刺身を買って、野外のテーブルで食べたりしている方もいました。


芝生広場のふわふわドームです。
フィルターかけていて分かりづらいですが、大変盛況。


カフェやBBQ関連のお店もあります。


食事を取りたいところですが、ohanaさんの焼きたてパンに心惹かれ、3つ購入。


パンで昼食

まずはメロンパン。黄金色の表面は期待通りサクサク。中身もフカフカですが、見た目以上に軽い仕上がりです。

2つ目はあんバターフランスパンです。
あんはつぶあんで、バターと相まって罪深い味です。何よりフランスパンが美味い・・・。噛んでいて幸せです。

最後に角煮カレーパンです。
写真から音がしそうなほど、表面はザクザクで、カレーもコクが深いものです。
ゴロっとした角煮が一つ入っていますが、食べごたえは充分。カレーも辛くなく、万人が楽しめるものでした。

ちなみに1F・2Fラウンジに椅子・テーブルがあり、そこで飲食や休憩が可能です。
*1Fはテーブルメイン、2Fはカウンターメインで、1人でしたら2Fがおすすめ。
*1Fにフードコートにもなっていますが、人が多すぎて写真は諦めました・・・。


温泉もあり(当日は入らず・・・。)

こちらの道の駅には温泉もあります。
「まえばし赤城の湯」ということで、詳細は公式HPをご参照のこと。
当日はタイミング合わず入れていませんが、「サンゴライトバスソルト」のお風呂ということで、お肌に良さそうです。
*次行ったら入りたい・・・!

また、値段も高くても700円(休日大人料金)と比較的リーズナブルな部類と思います。
何より、営業時間が9:00〜22:00(受付は21:30まで)で、早めの開始・遅めの終了になっており、車中泊やキャンプ泊をしている人にはありがたいと思います。
*キャンプ場をメインに宿泊している場合、朝にさっぱりしたくて銭湯を探しまくることもあります。


バイク駐輪場も充実(でも混む)

バイクの駐輪場もしっかりあります。屋根付きなので、雨が降っていても困りません。
ただ、これだけしっかりしていると、ライダーに人気なのもうなずけるもので、見ての通り混みます。私は早めに来たので、比較的すんなり駐車できましたが、帰る頃にはいっぱいに。

なお、公式HPに駐車場の地図も掲載されているので、事前に確認しておくと吉です。
*大抵の道の駅のホームページには地図の掲載が無く、駐車場をウロウロしがちです。


総評:半日過ごせるレジャー施設

ということで簡単ながら、道の駅まえばし赤城についての内容でした。

こちらの道の駅は、2023年3月オープンということで比較的新し目の施設です。そのため、各建物は非常にキレイ。
また、レストラン・直売所という、道の駅の基本の店舗の他に、温泉や休憩スペース、広場などゆったり時間を使えるゾーンがあり、なかなか豪華な作りだと思います。
加えて、各店舗のクオリティが高いので、道の駅というよりも、ショッピングモールに近いような印象があります。

個人的には、一人でも家族連れでも、半日ゆっくり遊んで楽しめる優良な道の駅と感じました。

「天然温泉 湯楽部(ゆらぶ)太田店」で気分転換!

ルート概要

続いては入浴施設を目指します。
本日のキャンプ地が館林市なので、中間付近にある温泉を適当に探した結果、目的地を「天然温泉 湯楽部(ゆらぶ)太田店」さんに設定。
今回のキャンプ地には、シャワーや入浴施設が無いので、先に入っておく寸法です。

道の駅まえばし赤城からは、だいたい国道17号→県道76号→国道50号というルートです。

ルート詳細は単純だったので割愛しますが、途中をピックアップすると以下のような感じです。


カブ110では幹線道路を走るにはきついので、できるだけ側道を選択。
といっても序盤の国道17号くらいです。


道中、基本的には広い道を進みますが、わかりやすく車の流れが早いので小排気量のバイクでは怖め。
*写真だと車の流れが伝わらないのが残念・・・。


距離的には40km程度、1時間30分ほどで到着となります。
このあたりで、「郊外の下道だったら、30kmを1時間くらいで進めそう」という肌感が掴めてきました。

天然温泉 湯楽部 紹介

概要

<住所>
〒373-0014 群馬県太田市植木野町694−1

<公式ホームページ>
https://ota.yurabu.com/

<主な施設>
・お風呂(露天・内湯)・サウナ
・美肌温活ドーム・お風呂カフェ
 *お風呂・サウナと美肌温活ドーム・お風呂カフェは別料金。
・レストラン
・マッサージ
・カプセルホテル
・貸し切り家族風呂
*館内フロアマップはこちら

駐車場(バイク)

バイクの駐輪ですが、湯楽部さんはspadium24の一つなので、その駐車場を利用しました。
バイクはスロットの看板下くらいに駐輪スペースがありました。

入口

入口は、前の写真のspadium24看板の左側に進むとあります。

料金・営業時間

諸々、利用する施設や平日/祝休日によって変わります。
この日は休日で大浴場の利用だけだったので、950円でした。
その他の料金についてはこちらをご参照のこと。

朝風呂が6時〜9時であり、キャンプ後に入りに来るのもありですね。

靴箱・ロッカー

下足ロッカーキーと脱衣所ロッカーキーが一つになったものです。下足ロッカー・脱衣所ロッカーともに同じ番号のものを使います。
注意書きがわかりやすく掲示されているのはありがたいです。(たまに掲示されていない入浴施設があって、結構迷ったりします。)

下足ロッカーは利用後に返却されますが、100円が必要なタイプ。小銭を用意しておきましょう。

お食事処

お食事処もあります。
サウナに入る前は食事をしないほうが良いと聞くので、入浴後に利用したいところですが、当日は既に道の駅で食事済みなのでスルー。

その他

多少のゲーセンのゲームやマッサージチェアもあります。
写真右奥は休憩処。畳敷きでゆっくりできそうです。

お風呂・サウナ

ということで簡単に館内は見ましたが早速入浴となります。
なお、脱衣所以降は当然、写真NGなので基本文字ベースの内容となります。
また、あくまで主観的な感想ですので、正確性に欠くことがあります。あくまでご参考程度に。

<お風呂>
・内湯には高濃度炭酸泉があります。ぬるめの温度設定なので、疲れを取るためにゆっくり入っていられます。
・露天風呂は、全て天然温泉で、泉質は弱アルカリ性低拡張性低温泉とのこと。(HPより
 よく見かける温泉ですが、万人に受け入れられるクセのないお湯といったところ。
・露天風呂の種類は、露天・つぼ湯・腰掛け湯・檜湯といったよく見かけるものの他に、木が化石となった木化石を風呂桶にしたものや、歩行浴という歩くものなどがあり、各風呂を飽きるまで楽しめます。

<サウナ>
・サウナは、室内の温度計を見ると75度程度と低めですが湿気は多めで、しっかり温まれるものでした。
HPによると、「スコールサウナ」という、焼けた石に水を落として蒸気を発生させるものとのこと。
・内風呂側の水風呂は、16-17度程度。深めなのでしっかり浸かることができます。
・珍しいものとしては、テントサウナが露天風呂側にありました。
 中にサウナストーンがあり、熱くないのでゆったり入れるものです。
 ちょっと謎なのは、中の注意書きになぜか水かけ厳禁の表示が。サウナストーンに水をかけるのが楽しいのに・・・と思いましたが、注意書きには従いましょう。
・また、露天側にも水風呂はあります。こちらは自然の温度なので、5月時点では夏のプールくらいの冷たさでした。

総評

*入浴後はコーヒー牛乳で水分補給です。

総評としては、「高規格なスーパー銭湯」といったところです。
お風呂もサウナも清潔かつ広々していて、気持ちよく利用できました。
また、利用はしていませんが、美肌温活ドームやお風呂カフェ、カプセルホテルといったプラスアルファなゾーンもあり、1日使って楽しむのにも困らない充実ぶりです。
料金プランも複数あるので、利用に合わせたプランを選べば料金も合理的です。

キャンプ前後にさくっと使うにはちょっともったいないくらいの、良き温泉でした。

まとめ:ツーリングにめちゃくちゃいいのでは?

ということで、群馬県庁→道の駅まえばし赤城→天然温泉 湯楽部(太田店)の紹介でした。
今思い出すと、

<道に関して>
・道は広め。周りの運転はちょっと速め。(バイパス通りたくない)
・車の流れが速いこと以外はツーリングに最適。高い建物があまり無いので、走っていて気持ちが良いです。
<施設類に関して>
・道の駅や温泉は、キレイなものにあたったので高印象です。
 感覚としては、家族連れの方々が楽しめそう、という雰囲気でした。

という感じで、関東在住者が1日ツーリングしに来て楽しむのに良いのでは?という感想です。
もちろん、1日走っただけなので合っているかはわかりませんが、また来てみたいと思えるエリアでした。


さて、温泉の後はキャンプ地に向かいます。
このキャンプ地ですが、無料ということで、予算が無い分割日本一周にはありがたやありがたや・・・・。
次の記事もよろしければご覧ください。

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